ホーム
139、安全衛生委員会の委員の数


着信:
はじめまして。
標記の件、下記状況下での委員人数について教えてください。

委員会委員構成
・委員長:1名(※衛生管理者兼任)=事業者指名=
・安全管理者:1名=事業者指名=
・産業医:1名=事業者指名=
・その他委員:5名=事業者指名と労働者推薦=

※産業医は、安全衛生委員会への出席はほとんどありません。
産業医へは、委員会議事録を定期的に提出して確認をしていただいております。

〔質問〕
・この状況下で、委員人数の事業者指名数(委員長と産業医を除く)と労働者推薦を教えてください。
・労働者推薦委員数について法令での半数に対する母数に産業医は入るのでしょうか。

ホームページの趣旨に沿った質問であるのかわかりませんが、ご回答が可能であれば対応をお願いいたします。

xxx


返信:
xxx 様

 メールありがとうございました。
 安全衛生委員会の構成については労働安全衛生法18条により次の通りです。

(1)議長
 これは、その事業所の事業活動を統括管理する者、もしくはそれに準じる者を事業者が指名します。人数は当然一人です。

(2)その他の委員
 議長以外のその他の委員は、産業医であろうが衛生管理者であろうが、法律的には事業者推薦と労働者推薦とが折半します。但し、労働協約等で別の定めがあれば、それに従って構いません。

(3)お尋ねの人数
> ・委員長:1名(※衛生管理者兼任)=事業者指名=
> ・安全管理者:1名=事業者指名=
> ・産業医:1名=事業者指名=
> ・その他委員:5名=事業者指名と労働者推薦=

 委員長とは議長と考えて、上記の例でいきますと、議長以外は全部で7名います。ちょうど奇数で折半できませんが、事業者推薦3名とすれば労働者推薦4名と割り振ることができます。従って、事業者推薦をもう一人加えて合計3人、それと労働者推薦4人で全部で7人となります。

 議長以外の人数が奇数ですと、例えば安全衛生委員会で意見が対立した場合、一人多い方の意見に従わざるを得ない状況が出てきます。従って、議長以外の委員の数は産業医や衛生管理者、安全管理者等を含めて偶数人数にするのがいいかと思います。それで意見が二分すれば、議長が決するということになります。

 産業医については、法律的に安全衛生委員会の構成メンバーとして指定されていますので、当然、議長以外の委員の中に入り、労使で委員を折半する際の数に入ります。

 委員会の運営については、労働安全衛生規則23条で、産業医の出席を委員会の開催要件とするかどうか等も含めて委員会内で話し合って決めていいことになっています。

以上のようなことですが、いかがでしょうか。
不明の点はいつでもメール下さい。
2000年12月11日
天野松男